昔からある言葉に「視聴率」というワードがあります。
最近では視聴率の捉え方が代わってきているようですね。
世帯視聴率というものが世間一般として知れ渡っていますが、先日「相席食堂」という番組が低視聴率を記録したというニュースに松本人志さんが反論をされていました。
松本人志さんの反論の内容に聞き慣れない用語がありました「コア視聴率」というワードは最近ちょくちょく聞かれますよね。
この記事ではコア視聴率とはどういう意味なのか、調べ方や個人視聴率と世帯視聴率の違いをまとめていきます。
目次
コア視聴率とはどういう意味

最近よく聞く言葉に「コア視聴率」という言葉がありますが、具体的な定義としては決められていないようです。
テレビ局各社が定義しているコア視聴率の意味合いが存在するようなので、定義的に説明は難しいのですが、ざっくりと説明するとコア視聴率とはどういう意味なのかを以下のようになります。
4歳以上の視聴者が個人で視聴したテレビ番組のデータを元にした視聴率
コア視聴率の意味は以上のようになっているようです。
コア視聴率と呼ばれる年齢層がテレビを見てくれると、どんなメリットが有るのかというとCMを打つ企業の商品を購入しやすくなるということがあるようです。
そのため、コア視聴率と言われるユーザーの年齢層を49歳以下と考えて番組を制作されている局も実際には増えてきていると言えます。
その影響もあって、若い世代が好みそうな番組は2時間枠で放送されることが多く見られます。
それでも若い世代のテレビ離れは加速している傾向にあるのはyoutubeなど時間や場所を問わないコンテンツが面白くなっていることが理由です。
明らかにテレビ業界の衰退は目に見えているようですが、これからテレビが盛り上がるキーポイントになるのが「コア視聴率」を元に番組を作るという事になってきます。
コア視聴率の調べ方についても合わせてお伝えしていきます。
コア視聴率の調べ方や個人と世帯の違いは何

コア視聴率というものが今後のテレビ業界のターニングポイントになりそうな気配はしますが、どのような調査方法でコア視聴率を出しているのかを簡単にまとめていきます。
そもそも視聴率というものをどうやって調べているのかを知る必要があります。
視聴率を調べる方法としては3つのやり方があります。
①ピープルメータ(PM)システムによる調査
ピープルメーターとは、視聴率を調査する会社が特定の世帯へ調査するための機会を設置してもらい、機会に付属しているリモコンで手動でデータを送って視聴率を出す方法
②オンラインメータシステムによる調査
オンラインメータとは、ピープルメーターと基本的には同じですが、違う点としてはオンラインでデータを送信することです。
毎回手動で送信する必要が無いので簡単ですよね。
③日記式アンケートによる調査
専用の記入用紙に5分単位の記入欄に記入して送付するタイプです。
以上のような視聴率を調査する方法はあるのですが、視聴率の調査対象は特定の世帯だけが対象になっていて、全世帯が対象になっていないのが現状です。
更にリアルタイムで視聴したデータだけが参考になるということで、録画の番組は反映されていないのがもったいないような気がします。
個人視聴率と世帯視聴率をさらっと復習すると以下のような定義があります。
個人視聴率は特定の個人が視聴した番組で、世帯視聴率は家族で視聴した番組ということになります。
以上の個人と世帯の違いを理解した上でテレビ業界が勝ち上がっていくには、どういうことが必要になってくるのかを個人的に考えてみると・・・
今後テレビ業界が生き残りをかけるためには、個人視聴率を重要視する必要がありますが、特定の家族に設置されている調査がどれだけ正確な情報なのかは不明ですね。
つまりは、視聴率がどれほど番組の面白さに反映しているのかをもう少し明確にする必要があるかなと思います。
個人的には録画したテレビ番組も視聴率として採用するようにすれば、もう少しテレビも面白くなるのかもしれません。
テレビ業界としては全世帯に調査をお願いしたい気持ちかもしれませんね。
コア視聴率とはどういう意味~まとめ
この記事では、コア視聴率の意味や調査方法についてまとめていきました。
どんなにいい番組を作っても視聴する人がいなければ、視聴率が上がるはずもないのですが、ネット時代の現代ではテレビ業界の氷河期はしばらく続きそうです。
いっそのこと民法の番組をネットで無料で視聴できる事ができれば大きく変わるのかもしれないと個人的には思います。