テニスの4大大会・全仏オープンが先日始まりましたが、大坂なおみさんの初戦突破後の記者会見をボイコットしたことがテニス業界で物議を醸しています。
情報によると試合後の記者会見はテニス業界では義務だと言われていることで、会見を拒否した大坂なおみさんがなぜ拒否したのかその理由が気になります。
更になぜテニス業界は大坂なおみさんを執拗に批判するのか、大坂なおみさんが度々炎上をしてしまうのかその背景についてまとめていきます。
この記事では大坂なおみさんが全仏オープンの試合後に記者会見を拒否して炎上の理由と、大坂なおみさんの取材拒否は単なるわがままとして批判を受けていますが、本当にわがままなのかを検証していきます。
目次
大坂なおみが記者会見を拒否して炎上した理由!

画像参照:毎日新聞
大坂なおみさんが記者会見を拒否した影響で全仏側と世界的なテニスプレイヤーも徐々に反応のコメントを発表されていました。
この「記者会見拒否」の影響はかなり大きいようで、全仏側がかなりお怒りモードと言う印象を受けます。
そもそも記者会見を拒否したらなぜ罰金なのか、なぜ拒否することが悪なのかについても合わせてお伝えしていきます。
大坂なおみが記者会見を拒否した理由
大坂なおみさんが、今回の全仏オープンの初戦突破後の記者会見を拒否した背景には、度重なる記者への疑念と、選手に対する精神的な影響を心配して起こったことでした。
大坂なおみさんが記者会見を拒否した理由は以下のとおりです。
「アスリートのメンタルヘルスを無視している」「何度も聞かれたことのある質問をされたり、疑念を抱かせるような質問をされたりする」
引用:テニスクラシック
大坂なおみさんは、全仏オープンが始まる前に記者会見は拒否をするという宣言をされていました。
それに対して、全仏側も大阪なおみさんに対話を持ちかけるが大坂なおみさんは対話には応じない結果となり、このような会見拒否という結末になりました。
大坂なおみさんとしてはそれなりの覚悟を持ってされた行為だとは思いますが、会見拒否の理由が明確だったとしても運営側との対話はされたほうが良かったと思います。
【大坂なおみさんが記者会見を拒否した理由】
結果として大坂なおみさんが記者会見を拒否した理由として判明したのが6月1日に報じられた「心の病」による会見の拒否と発表がありました。
今後の大坂なおみさんの対応次第では運営側も出場停止などの対応をするという発表も囁かれている通り、大坂なおみさんに対する風当たりが強くなるのは必至です。
ただ、今回の理由が病気によるものだったことで、運営側も今後の会見のあり方自体を見直していく可能性もあります。
そもそもですが、記者会見をする必要性やデメリットに関しては、今後議論がされていく可能性が非常に高いと思います。
一流選手たちが大坂なおみさんの行動に理解を示す部分も見られているために、今回の記者会見拒否は賛否両論と言えます。
記者会見は義務は賛否両論
大坂なおみさんの記者会見拒否はかなり注目を集めているのですが、この記者会見を義務とするのには疑問を感じます。
記者会見を行うメリットとデメリットとして世界ランカーのテニスプレイヤーも賛否が分かれています。
大坂なおみさんの行動によって、罰金を支払ってまで記者会見を拒否するには、選手のメンタルヘルスに関係するものが大きいと思います。
これに関してジョコビッチ選手は一定の理解をされているものの、選手としては試合と同じくらいの仕事だと発言されていました。
「記者会見が不快なものであることはわかる。特に試合に負けた後の会見は、必ずしも楽しいものではない」と一定の理解を示したものの、「会見に応じることも僕たちのスポーツの一部であり、ツアーでの生活の一部でもある。それは僕たちがやらなければいけないことなんだ」と私見を述べた。
引用:DIGEST
大坂なおみさんはこれまで話題性を集める発言や行動が世界中で注目されていました。
強さを手に入れた大坂なおみさんの発言はいい意味でも、悪い意味でも取り上げられてしまうという現状があります。
そういう意味でも、記者会見の意義を再検討するためにあえて批判を覚悟で行動されたのは素晴らしいことだと思います。
色々と炎上することが多いということは、それだけ常識を破壊する行動を取られているということになるので、批判が集まるのは当然のことだと思います。
ただ、大坂なおみさんがわがままでこのような行為をされているという評判があるのは悲しいことだと思います。
大坂なおみは「わがまま」かを検証!

画像参照:スポニチアネックス
大坂なおみさんが一連の言動の裏には単なるわがままでされているのではという心無いコメントも多く見られています。
本当にわがままでこのような言動ができるのかを検証していきたいと思います。
大坂なおみの社会的活動は注目される!
大坂なおみさんの言動には世界中が注目しています。
先日の差別に対する抗議行為はアメリカの報道も賛同されている通り、大坂なおみさんの発言には大きな影響力があります。
それ故にバッシングを浴びる機会も多く、SNS上でのコメントにも批判する方も多いようです。
大坂なおみさんが今回の記者会見を拒否した背景には、記者の心無い質問に対する大坂なおみさんの選手を守るための勇気ある行動だと感じました。
テニス以外の質問に答えるのは、正直辛いことだと思います。
特に大坂なおみさんは社会活動も活発にされている方なので他の選手と比べると質問内容が際どいものも多いわけです。
ラケットを壊す行為や、SNSでの発言の足元をすくうような世間の反応が多いのですが、これらの発言からわがままだと言われるのは多少見当違いだと感じますね。
結論としては大坂なおみさんがわがままだと言われるのは新しいことにチャレンジしているがゆえの世間の心ない反応だということが言えます。
大坂なおみさんの一挙手一投足が注目される中で、ちょっと微笑ましいと感じたニュースとして最後にお伝えしていきます。
大坂なおみさんが以前全豪オープンを制したときに身に着けていたお守りはかなりご利益があるという噂がありましたので、興味のある方は大坂なおみさんが身につけていたお守りの記事を書きましたのでどうぞ
大坂なおみが記者会見を拒否して~まとめ
この記事では大坂なおみさんの記者会見拒否の理由について、炎上されている言動はわがままなのかを検証していきました。
大坂なおみさんに限らず、心無い質問を受けることが多いアスリートの方たちを守るための今回の言動は思わぬ注目を集めていますが、大坂なおみさんとテニス運営側が寄り添って、より良い仕組みを作っていただけるようになれば良いなと感じました。
わがままであるという評判はあまりにも心無いものですから、純粋にスポーツを楽しめるユーザーの考え方も今後変わっていくような世界になればいいと思います。