最近逆の意味で注目を集めている勝南桜さんですが、長い相撲の歴史で最も連敗した力士として注目を集めています。
3月24日で自身の持つワースト記録の89連敗になり、次負ければ最長記録を残すことになります。
この記事では勝南桜さんの経歴やなぜ相撲を志したのかその生い立ちについてまとめていきます。
生涯で3勝したのですが、相手力士はショックかもしれません。
なぜかここに来て勝南桜さんの人気が出始めています。
目次
勝南桜の経歴と生い立ち!

画像参照:大相撲.jp
最高位 | 序ノ口十五枚目 |
---|---|
本名 | 服部 祥多 |
生年月日 | 平成10年7月16日 (22歳) |
出身地 | 神奈川県 |
身長 体重 | 180.0センチ 83.6キロ |
所属部屋 | 式秀 |
改名歴 | 令和三年一月 勝南桜 聡太 平成28年十一月 服部桜 太志 平成27年九月 服部桜 祥多 |
初土俵 | 平成27年九月 |
勝南桜の経歴
勝南桜関は2015年9月場所で力士として土俵に上がっています。
現在89連敗という不名誉な記録を更新していますが、後1敗でワースト記録を更新することになります。
本名は服部祥多(はっとりしょうた)さんですが、力士としての四股名は過去に改名をしています。
現在は勝南桜聡太(しょうなんざくらそうた)というしこ名ですが、過去には、服部桜(はっとりざくら)として活躍していました、服部桜のほうが印象深い方も多いはずです。
生涯戦績は3勝223敗1休(2021年3月24日時点)という記録を見ると最弱力士として逆に注目を集めてしまいます。
勝南桜さん自身は真剣に相撲をとっているようですが、取り組み時に尻もちをつく行為がわざと負けているように見えたり、指摘を受けることがあったのですが、まるでコントを見ているようにも見える取り組みには逆にファンも多いと思います。
勝南桜の生い立ち・相撲のきっかけ
現在22歳の勝南桜さんは、180cm、83キロと各界では決して大きくはない体で注目を集めています。
小学生時代にテレビで相撲を見て興味を持った勝南桜さんは、中学生時代には陸上競技をされていた。
驚くことに相撲経験が無いまま、式秀部屋に直談判に行かれたそうです。
当時は親の承諾が無いことから一度却下されましたが、後に入門することになります。
敗退行為で協会から事情聴取を受けた過去もありますが、当時の敗退行為の理由として、首を痛めていたことから立ち会いに恐怖を感じるという理由だったそうです。
一度は引退も考えたそうですが、式秀親方の激励で現在も土俵に上がっています。
式秀部屋のことを少し調べると、かなり異色な相撲部屋のような印象を受けました。
式秀部屋は出羽海一門ですが、過去に9人の力士が脱走した事件がありました。
勝南桜さんの敗退行為もこの部屋の不祥事としてニュースになるくらいです。
しかも、所属している力士のしこ名名にも独特な癖がありますね。
爆羅騎 源氣(ばらき げんき)
桃智桜 五郎丸(ももちざくら ごろうまる)
宇瑠虎太郎(うるとら たろう)
覇王 万蔵(はおう まんぞう)
冨蘭志壽 学(ふらんしす まなぶ)
大当利 大吉(おおあたり だいきち)
大樹(くしびき だいき)
育盛 義洋(そだちざかり よしひろ)
太牙虎五郎(たいが とらごろう)
爽 薫(さわやか かおる)
お笑い芸人さんのようなしこ名が目を引きますが、まるでビートたけしさんがたけし軍団につけるようなしこ名ですね。
本当に力士としてこのようなしこ名をつけていたのか目を疑ってしまいます。
勝南桜が3勝した相手力士は悲惨な運命!

勝南桜さんが生涯3勝という記録がありますが、この対戦相手は悲運な人生を送るのではないかと想像してしまいます。
実際に対戦相手と決まりてを以下に書きました。
勝南桜が勝った相手
澤ノ富士(伊勢ヶ浜部屋)寄り切り
颯雅(二子山部屋)相手の腰砕け
峰雲(峰崎部屋)より倒し
いずれの白星をあげた際には会場が湧き上がり、親方も喜んでいたそうです。
最弱力士という不名誉とも取れる異名を付けられたばかりに、何故か注目を集めることになりましたが、この状況は過去にも似たような事例がありますね。
競馬でも連敗して人気になった馬がいました。
ハルウララという負けることで人気が出た人気馬がいましたが、人間と馬を同じようにするのは失礼かもしれませんが、負けの美学というものを感じてしまいます。
力士というイメージは強いという固定概念がありますが、強いばかりが相撲ということもないと思います。
エンターティメントとしての要素が強い各界においては勝南桜さんのような力士も必要なのかもしれません。
勝南桜の経歴と生い立ち!~まとめ
この記事では、勝南桜さんという力士の経歴・生い立ちなどをまとめていきました。
連敗記録がどこまで伸びるのか逆に気になるところですが、22歳という年齢にまだ可能性を感じてしまいますので今後強い勝南桜さんも見てみたい気持ちもあります。