プロレスの偉人・伝説的なスター性があるレスラーの経歴や偉業をまとめていきます。
プロレスは時代とともにスター選手が誕生しています。
年代によっては好きなレスラーも変わりますが、普遍的にカリスマを持つレスラーはプロレス好きなら誰もが知っている方が多いですよね。
この記事ではカリスマ性・スター性を兼ね備えたレスラーの経歴や過去の偉業をまとめていきます。
今回ご紹介するレスラーはマスクレスラーで絶大な人気だった「初代タイガーマスク」です。
日本のレスラーの中でこれほど強くて華麗な技を持った方はいないくらいすごい選手でした。
目次
初代タイガーマスクの経歴
正体 | 佐山 聡 |
---|---|
リングネーム | タイガーマスク |
ニックネーム | 四次元殺法 伝説の虎 10年先を行く男 天才 |
身長 | 172cm |
体重 | 90kg(全盛時)- 115kg |
誕生日 | 1957年11月27日(63歳) |
出身地 | 山口県下関市 |
所属 | 新日本プロレス→UWF→UFO→リアルジャパンプロレス |
スポーツ歴 | レスリング キックボクシング 柔道 |
アニメの世界からそのまま出てきたような華麗な技の数々と、佐山聡としての個性の強さは現役時代でも、指導者としての活動も素晴らしい経歴の持ち主です。
新日入団からのスピード出世となるタイガーマスク時代からの経歴をまとめていきます。
タイガーマスクとしてデビューするきっかけ
タイガーマスクこと佐山聡は、新日本プロレス入団当初から、身長が172cmとそれほど体格に恵まれていない選手だった。
実力としてはそれほど目立った活躍が無かったが、練習熱心な姿にアントニオ猪木も認めている存在だった。
佐山聡を指導した先輩たちの名だたる名前に、これほどの逸材が誕生しても疑う余地はないくらいそうそうたるメンツがタイガーマスクを生んだと思います。
山本小鉄さん、アントニオ猪木、カール・ゴッチ、など天才を育てる環境は整っていました。
メキシコとカールゴッチの道場での修行をはさみ、イギリスでは武術の達人という印象の強い「サミー・リー」として大人気を誇るレスラーになっていた。
程なく、アントニオ猪木からタイガーマスクの映画を撮りたいから帰国してくれという要請で、ひと悶着があったが、今でも伝説になっているタイガーマスクが誕生した。
当時はちょうどタイガーマスク2世が放送されていたのでワールドプロレスリングの視聴率は平均25%に登る超人気番組になっていた。
タイガーマスク(佐山聡)のスポーツ経験
佐山聡さんは、当時からキックやパンチを多用するファイトスタイルに傾倒していたが、後にシュートなど総合格闘技の世界で活躍をすることになります。
青年期のスポーツ経験としては
レスリング
キックボクシング
柔道
と基本を抑えたスポーツ経験をされています。
新日入門当初からスポーツ神経は抜群で、並のレスラーができないようなトレーニングメニューもこなしていたと言われています。
佐山聡の家族構成
佐山聡さんは奥さんと息子さんがいるようです。
息子さんはもしかしたらシュート系の選手だという噂もありますが、4代目タイガーマスクの正体が佐山聡さんの息子さんだという噂もあります。
三沢光晴のレスラーとしての偉業
伝説的な強さを誇るタイガーマスクの偉業についてまとめていきます。
タイガーマスクの必殺技
各種キック
ドロップキック
ローリングソバット
サマーソルトキック
スクリュー・ハイキック別名:回転延髄斬り
一回転して跳び上がりつつ放つハイキック。この技から水面蹴りで足を払うコンビネーションも時折、見せていた。
バック宙キック別名:回転地獄蹴り
フライング・クロスチョップ
ムーンサルト・ダブルニードロップ
ジャーマン・スープレックス(ホールド)
タイガー・スープレックス(ホールド)
タイガー・ドライバー
ツームストーン・パイルドライバー
ケブラドーラ・コンヒーロ
ダブルアーム・スープレックス
ブロックバスター
タイガースピン
スピニングレッグロック
チキンウィングフェイスロック
ラウンディングボディープレス
ムーンライトコースター
タイガートルネードプレス
スペース・フライング・タイガードロップ
プランチャ・スイシーダ
フィンタ・デ・レギレテ
タイガーステップ
獲得タイトル
- EMLL
- NWA世界ミドル級王座…第41代(防衛10回)
- 新日本プロレス
- WWFジュニアヘビー級王座…第6代(防衛6回)、第8代(防衛16回)、第9代(防衛1回)
- NWA世界ジュニアヘビー級王座…第34代(防衛4回)、第35代(防衛2回)
- 東京プロレス
- TWA認定世界タッグ王座…第3代
- プロレス大賞
- 1981年度 大衆賞
- 1982年度 最優秀選手賞(MVP)
- 1982年度 技能賞
- 1984年度 技能賞
タイガーマスクの名勝負
個人的な名勝負として、小林邦昭さんとの名勝負がありますね。
小林邦昭さんは虎ハンターとして売れましたが、当時佐山聡さんとのプライベートの仲が良くて、先輩に当たる小林邦昭さんにのし上がってもらうためにもマスク剥がしを我慢していたそうです。
タイガーマスクとの因縁の相手としてはダイナマイトキットですよね。
初戦で対戦したという縁もありますが、やはりタイガーの相手はキッドという印象が強いし、実際すごい試合を毎回していました。
佐山聡のプライベートの素顔・逸話
佐山聡さんやタイガーマスクとしてレスラーとしての一時代を築きました。
これほどのスター選手はなかなか出てこないので、当時としても現在としても凄さがよくわかりますよね。
佐山聡さんは現役を退いたあとも、指導者として注目を集めました。
その厳しい指導方法はかなり動画で見た方も多いと思います。
自分自身も練習の虫というほど相当厳しい練習に耐えてきたので、後輩や弟子に対してもかなり厳しいようですね。
あとにも先にもこれほどの逸材は出ないと思いますね。
まとめ
この記事では初代タイガーマスクの経歴や佐山聡としての経歴をまとめていきました。
鮮烈なデビューと人気は今でも伝説になっていますね。
恵まれた体格ではないのですが、それを補う天才的なセンスや汗と涙で作り上げた技の数々は最近のプロレスには無い華麗さがありますよね。
いまだかつて、タイガーマスクのような逸材は見たことがありません。