内閣官房参与の高橋洋一さんが何かと発言が炎上されているようですが、発言が物議を醸すと、興味を引くのが発言者の経歴などの情報が知りたくなります。
この記事では内閣官房参与で嘉悦大学教授の高橋洋一さんの経歴や卒業高校・大学などをまとめていきます。
数学の天才と言われた高橋洋一さんはなぜ内閣官房参与という首相の相談役に抜擢されているのかについてもお伝えしていきます。
目次
高橋洋一[嘉悦大学教授]の経歴と大学!

画像参照:RONZA
高橋洋一さんは、現在嘉悦大学教授や非常勤公務員として内閣官房参与を務める様々な活動をされている方でもあります。
ここ最近の高橋洋一さんの発言は炎上するほど注目を集めるものになっています。
その背景にはるのは発言を支える過去の学歴やこれまでに至る活動などが影響していると思います。
そこでまずは、高橋洋一さんの経歴をざっくりとまとめていきます。
高橋洋一の経歴
高橋洋一さんは現在65歳で1955年9月12日生まれです。
東京で生まれた高橋洋一さんは、現在は嘉悦大学教授として活躍しながら、内閣官房参与という非常勤の公務員としても活動されている方です。
高橋洋一さんの肩書は多く、ざっとまとめるだけでも以下のような肩書を持っています。
経済学者、政策科学者、youtuber、作家など
以上の他にも細かく言うと様々な肩書を持たれている方でもあります。
中でも研究者という肩書が高橋洋一さんにとってはしっくりと来る肩書なのではないかと思おいます。
財政・金融政策
年金数理
金融工学
統計学
会計
行政法・経済法
国際関係論
以上のように高橋洋一さんの研究テーマとなるジャンルは幅広いように思えますが、もともと東京大学では数学科を先行されているということもあって、数字に関する研究題材が多くを占めています。
大学卒業後の職歴としては以下のとおりです。
財務官僚
理財局資金企画室長
プリンストン大学客員研究員
内閣府参事官(経済財政諮問会議特命
総務大臣補佐官
内閣参事官(内閣総理大臣補佐官付参事官)
内閣参事官を退官後に金融庁顧問
大阪市特別顧問(橋下市政)
東洋大学教授⇛嘉悦大学教授
なんとなく経済学者という印象が強いのですが、実は大学卒業から大蔵省に入省しているので官僚としての職歴のほうが長いですね。
相当すごい経歴ですので、内閣官房参与として声がかかるのはうなずけますね。
高橋洋一さんの性格としては、あるインタビューで語られていた一節が、今回の五輪のさざ波発言や、 屁みたいなもの発言が生まれた背景に潜んでいると感じました。
その一節とは、「私は意見を言う立場であって、意見を聞く立場になっていない」というインタビューで語られた発言がありました。
この考え方を見ると自分の考えを発言することに意義があるという考えのもとで過去の話題になっている発言も根底にあったのかなと思います。
高橋洋一さんの書籍には引用があまり見られないことにも高橋洋一さんのこだわりのようなものが見えています。
自分の頭で考えて発言していくことにこだわりを持っているようにも感じますね。
高橋洋一の卒業高校・大学
高橋洋一さんの卒業高校と大学をまとめていきます。
卒業大学としては以下のとおりです。
東京大学理学部数学科
東京大学経済学部経済学科
千葉商科大学大学院政策研究科
もともとは数学者に憧れていた高橋洋一さんは、当代理学部の数学科に入学しましたが、経済学部への学士入学で籍を置きつつ文部省統計数理研究所に非常勤研究員として勤務していた経歴もありました。
東京大学理学部数学科の偏差値は2020年のデータによると、67とかなり高く数学者を目指すために勉強をされていたんだと思いますが、高校は東京都立小石川高等学校です。
東京都立小石川高等学校は中高一貫校では最難関校と言われていて、御三家との併願も増えている人気の学校でもあります。
卒業生の進学も約160人のうち55人が国公立大学に現役合格するなどその実力も評価に値する高校でもあります。
内閣官房参与に抜擢された理由
高橋洋一さんが現在非常勤で努めている内閣官房参与という役職は、なぜ抜擢されているのか疑問に思う方もいるかも知れません。
個人的には内閣総理大臣の相談役という重役にどうやったら、務めることができるのか疑問を感じるのですが、高橋洋一さんの経歴を覗くとそのヒントが有りました。
高橋洋一さんは、長年官僚の仕事をされてきているし、経済学者など多くの肩書で、意見を言う立場という方ですので、これまでの活動実績などを加味すると内閣官房参与という立場になっているのだと感じました。
ただ、内閣官房参与という非常勤職員は高橋洋一さんだけではなく以下のように複数の方がいました。
飯島勲(特命担当)
平田竹男(文化・スポーツ振興・資源戦略担当)
木山繁(インフラ輸出・経済協力担当)
今井尚哉(エネルギー政策等担当)
高橋洋一(経済・財政政策)
宮家邦彦(外交担当)
岡部信彦(感染症対策)
熊谷亮丸(経済・金融)
以上のように、あらゆるカテゴリーに専門家として相談役に収まっているので、その中のひとりとして高橋洋一さんが経済・財政政策担当として存在しているのですね。
高橋洋一・数学の天才の評判

画像参照:日刊ゲンダイデジタル
高橋洋一さんのことを調べている中で、「数学の天才」というキーワードがありました。
なぜ数学の天才と言われているのかは、調べてみるとその答えが導き出せませんでした。
ちなみに、数学の天才と言われるのは誰も解けないと言われている「〇〇ーの定理」というものが解ける方が数学の天才という評価をもらえるのですが、いずれの〇〇定理を高橋洋一さんが解いたという情報はありませんでした。
あくまでも高橋洋一さんが数学を用いて経済や政策科学を先行しているということで、数学の天才というキーワードが生まれているのかと予想します。
数学者を目指していた青年時代にはもしかしたらこのような数学の難問にチャレンジしているのかもしれません。
以前、京都大学数理解析研究所の望月新一教授が「ABC予想」を証明したときにも高橋洋一さんがTwitterでコメントされていたように、今でも数学への情熱はあることが証明されています。
高橋洋一[嘉悦大学教授]の経歴と大学!~まとめ
この記事では、経済学者の高橋洋一さんの経歴や学歴についてまとめていきました。
あれこれ発言が炎上するなど注目を集める方でもありますが、その背景にある考えが意見を聞く立場よりも言う立場でありたいという考えがあることで、このような一連の発言があるのだと感じました。
メディアの一方的なニュースばかりをうのみにすることもよくありませんが、こうして発言を切り取られて炎上するのも最近の傾向のように思います。