バッハ会長の広島訪問はなぜ必要世間の反応が痛烈で中止の可能性？

バッハ会長の日本に来て何かと話題が多いようです。

宿泊先についても各方面で批判をされるような現状で、オリンピック開催意義やIOC並びにJOC、更には日本の政府に対しても不満が現れているようです。

更に批判が高まりそうな話題としてバッハ会長が１６日に広島訪問を決定しているという情報がありました。

広島への訪問に対してもかなりの物議が上がっているようですが、なぜこのタイミングで広島に行く必要があるのかその必要性がいまいち理解できません。

この記事ではバッハ会長が広島に行く理由や本当に行く必要性があるのかどうかを検証していきます。

バッハ会長の広島訪問はなぜ必要

バッハ会長が日本に到着したのは７月８日のことです。

予定されている広島への訪問は１６日と予定されているのですが、なぜバッハ会長が広島へ訪問する意味があるのかオリンピックの公式サイトから抜粋した「オリンピック休戦」に関する文章を引用します。

2800年程前の古代オリンピックでは、競技者や観客が安全に各地から開催地のオリンピアまで辿り着き、競技の後も、無事に帰路に就くことができるようにと、その期間は戦争を休止していました。
この故事にならい、1992年に国際オリンピック委員会（IOC）はアスリートやスポーツの価値を守り、世界中の戦争をより平和的かつ民主的な解決に向かう道を目指して「オリンピック休戦」を提唱、1994年のリレハンメル大会からこの取り組みは始まりました。

引用：オリンピック公式サイト

以上の内容に書かれている通り、オリンピック開催期間中や選手が無事に母国に帰るまでに世界中が平和で紛争の無いようにしてくださいという平和の宣言をする式典に参加するという広島訪問の理由があるようです。

バッハ会長が広島へ訪問することに対して一部の方からは批判的で広島へ来ないでほしいという発言も度々目にします。

そのことについて広島県知事は以下のようにコメントされています。

「平和についてのシンボリックな意味のある日だ」と指摘。「その日に世界に向けて広島から平和を訴えていただくのは意義がある」

引用：時事通信

もちろん意義や理由はわかりますが、世間としてはバッハ会長がこのタイミングで広島に訪問することが本当に意味があるのかという疑問をいだいている人が多いということです。

バッハ会長が訪日して隔離期間がたったの３日間、しかも１６日に広島入りするのが訪日から８日目のことが更に広島を始め日本の国民の一部が批判する事になりました。

バッハ会長が単独で広島に訪問するわけではなく、周辺の警備やIOC関係者もぞろぞろ訪問するわけですから、リスクを考えると遠隔で参加するだけでいいのではと思うのが正直なところですよね。

バッハ会長の広島訪問は必要？

バッハ会長がこの状況下で広島を訪問する本当の目的が不明確でわかりにくいと感じました。

平和を発信するだけならば、リモートでもいいわけですし、わざわざリスクをとって広島へ行く必要もないわけです。

もしかしたら、政治的なことが関係しているのかもしれません、橋本聖子さんが強調するバッハ会長の広島訪問理由が以下のとおりです。

「緊急事態宣言下でバッハ氏が広島を訪問することに反発が出るのではないか」と質問が出た。これに対し、橋本氏は「唯一の被爆国である日本が長崎、広島から是非平和を発信をしてほしいという依頼を特に強くいただいている。開会式１週間前の１６日は休戦決議のスタート初日。ぜひこの日の依頼をいただいている」と強調。「しっかりとした対策ができずに移動するのは心配される。心配されないように万全を期して準備する」

引用：東京新聞

正直県をまたぐ移動を自粛されている状況と、オリンピックが無観客で開催されるという方向性を見ると、広島訪問への移動が正しいのかどうかは物議が分かれるところです。

この件に関してはかなり国民の一部が危機感を感じている発言も見られていました。

世間の反応としてはかなり痛烈な反応も見られます。

世間の反応が痛烈で中止の可能性？

広島を始め日本の一部の方がバッハ会長の広島訪問をあまり良く思っていないのは事実です。

賛同します。広島に行く必要はない#バッハ帰れ

IOCバッハ会長の広島訪問を中止して下さい。 ·

IOC幹部が広島と長崎を訪問する意味は何か？反対の声を押し切り強行する五輪が「平和の祭典」であるのをアピールするため、2つの都市のイメージを利用することに他ならない。 https://t.co/h0SprREGCb

— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) July 8, 2021