プロレスの偉人・伝説的なスター性があるレスラーの経歴や偉業をまとめていきます。
プロレスは時代とともにスター選手が誕生しています。
年代によっては好きなレスラーも変わりますが、普遍的にカリスマを持つレスラーはプロレス好きなら誰もが知っている方が多いですよね。
この記事ではカリスマ性・スター性を兼ね備えたレスラーの経歴や過去の偉業をまとめていきます。
今回ご紹介するレスラーは長州力さんです。
現在ではバラエティー番組やyoutuberとしても活躍する長州さんのレスラーとしての経歴や活躍をまとめていきます。
目次
長州力の経歴
プロフィール | |
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リングネーム | 長州 力 |
本名 | 吉田 光雄(日本名) 郭 光雄(韓国名) |
ニックネーム | 革命戦士 |
身長 | 184㎝ |
体重 | 120kg |
誕生日 | 1951年12月3日 |
年齢 | 69歳 |
出身地 | 山口県徳山市(現:周南市) |
所属 | リキプロ |
スポーツ歴 | レスリング |
トレーナー | アントニオ猪木 マサ斎藤 |
デビュー | 1974年8月8日 |
引退 | 2019年6月26日 |
この人の人間性や熱いファイトスタイルは勇気とパワーを貰いました。
何よりも独特な名言が多く、コアなモノマネ芸人が「キレてないですよ」と真似をするほど人気者になりました。
数々のベストバウトを生んできた、長州力さんの経歴をまとめていきます。
長州力の生い立ち
1951年12月3日、山口県徳山市で四人兄弟の末っ子として生まれました。
父親は1939年に韓国人で在日韓国人二世として、小学校時代は教師からも差別を受けていたと言われています。
学生時代には野球、柔道、レスリングとスポーツ経験がありました。
韓国代表としてミュンヘンオリンピックにも出場経験があります。
レスリングはレスラーになるうえで非常に大きな経験になりますので、長州力さんもアマレス時代に培った技でレスラーとしての基礎を作りました。
アマレス時代には才能があった長州力さんは新日にスカウトで入団します。
エリートとしての入団ですので期待も大きかったようですね。
長州力のターニングポイント
長州力さんは新日に入団してからまもなく、海外遠征を経験します。
実力がメキメキとついてきたとき1982年頃に、あの名言が生まれます。
年下で先輩の藤波辰爾選手に対して「なんで藤浪の前をあるかなきゃいけない」というあの「噛ませ犬」発言が誕生したのがきっかけで長州力さんは時代の寵児になりました。
実は、「藤波、俺はお前の噛ませ犬じゃない」というセリフは実際に長州力さんが言ったわけではなく、本当は「なんで俺がお前の前を歩かなきゃいけないんだ。なんで、俺がお前の前にコールされなきゃいけないんだ。」というセリフが本来の正しい長州力さんが話した内容でした。
当時のリングアナの古舘伊知郎さんによって、解釈されたセリフが独り歩きしていることで、俺はお前の噛ませ犬じゃないという名言が生まれたわけですね。
その時から革命戦士というニックネームが定着しました。
長州力の名言
長州力さんといえば、「キレてないですよ」という言葉が有名ですよね。
でもこれも、本当は「キレちゃいないよ」です。
当時は長州小力さんというお笑い芸人がモノマネをして人気になりましたが、実のところはオマージュされたセリフが多いんですよね。
コアな長州力さんファンなら、「ここをまたぐなよ」というセリフも名言ですよね。
橋本真也さんが噛み付いたことに対して、橋本真也さんのインタビュー中に殴り込んできたすごみのあるセリフです。
長州力の家族構成
長州力さんは奥さんと娘さんが3人いらっしゃいます。
実は、長年連れ添った奥さんとは一度離婚をされて再婚をしているようです。
その中を取り持ったのは娘さんだということで、長州夫妻は娘さんに感謝されているようですね。
長州さんの仕事が忙しく夫婦仲が険悪になって、一度離婚をして、また夫婦になるという異例の関係ですね。
娘さんはかわいいし頭がいいんですよね。
長州力のレスラーとしての偉業
革命戦士として切れのある戦いをしてきた長州力さんの偉業をまとめていきます。
長州力の必殺技
フィニッシュ・ホールド
- サソリ固め
- リキラリアット
- 捻り式バックドロップ
- ブレーンバスター
- 雪崩式ブレーンバスター
- キチンシンク
- エルボー
- ストンピング
- トーキック
- タイムナックル・パート
- ヘッドロック
- ドロップキック
- ジャーマン・スープレックス・ホールド
- オクラホマ・スタンピード
- リバース・チキンウィング(ウィング・ブリーカー・ホールド)
その他の単発技
- クルシフィックス(クルスフィックス)
- DDT
- ドラゴン・スリーパー
- 延髄斬り
- プランチャー
連携技
- 太鼓の乱れ打ち
- ハイジャック・パイルドライバー
獲得タイトル
- 新日本プロレス
- IWGPヘビー級王座:3回(第6代、第8代、第12代王者)
- IWGPタッグ王座:3回(第8代、第10代、第30代王者)
- WWFインターナショナル・ヘビー級王座:1回
- グレーテスト18クラブ王座:1回
- NWA北米タッグ王座(日本版):1回
- ジャパンカップ争奪イリミネーションリーグ戦優勝:1回
- G1 CLIMAX優勝:1回
- SG TAG LEAGUE優勝:1回
- ユニバーサル・レスリング・アソシエーション
- UWA世界ヘビー級王座:1回(第7代王者)
- UWA世界タッグ王座:1回(初代王者)
- 全日本プロレス
- PWFヘビー級王座:1回(第11代王者)
- インターナショナル・タッグ王座:1回(第37代王者)
- WJプロレス
- WMGタッグ王座:1回(初代王者)
長州力のベストバウト
長州力さんのベストバウトとしては数え切れないほどの名勝負がありました。
藤浪さんや猪木さんとの試合も名勝負と言える内容ですが、やはり他団体の対抗戦ほど熱いものはありませんよね。
特にUインターとの全面対決では、安生洋二を瞬殺していたあの試合は胸がスカッとする、会場が割れんばかりの長州コールにこみ上げるものがありました。
安生戦であの名言「キレちゃいないよ」が生まれたこともベストバウトに選んだ理由ですね。
長州力のプライベートの素顔・逸話
長州力さんは、常に起こっているようなレスラーで、若手選手たちには恐れられていた。
でも実際の性格としては前田日明さんが話していたように、怒っている姿は演技で実は、後輩思いのいいヤツということですが、結構言葉が痛烈なので、本当のところはどうなのか本人に伺いたいものですね。
晩年はお笑い番組や自身でもツイッターをつぶやくなど若い世代にもファンが居るようで、個性的なキャラクターは愛されキャラですね。
まとめ
この記事では、長州力さんの経歴についてまとめていきました。
昭和を代表する革命戦士は、全盛期の肉体はパンプアップされ、練習を欠かさない努力家の方でした。
若手に対しても練習するものは試合を組んで貰えるというような努力を基本とした人柄に、実践することを教えてくれるすごい先輩のようですね。
熱い熱い熱い人柄に引き寄せられますね。